お金の基本

【衝撃】学資保険は必要ない?!我が家が学資保険に入らなかった理由

妊娠・出産の時期に出産準備に何が必要かな?など育児雑誌を購入して参考にする方も多いかと思います。

妊娠〜出産時期に読む育児雑誌に必ずといっていいほど掲載しているのが、「学資保険」の広告。

その為「妊娠・出産したら学資保険に入らなきゃ!」って思う方も多いかと思いますが、ぜひ検討している方・すでに学資保険に加入している方は”損しないために”最後まで読んでください。

学資保険ってどんな保険?

学資保険とは、子どもの年齢が0-7歳の間に加入できる、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険のことです。
毎月決まった額の保険料を払うことで、子どもの成長に合わせた進学準備金を受け取ることができます。 

さらに、親(契約者)が亡くなった場合は、それ以降の保険料の払込が免除となり、保障がそのまま継続され学資金を受け取ることができるのも大きな特徴です。

10年間マイナスが確定な金融商品なんて学資保険以外ない

ささお夫

そもそもだけど「保険」ってずるいよね。

ささお妻

ずるいって?

ささお夫

保険ってほとんどが自分のためのものじゃないんだよね。

「子どもの学費の為」「自分のお葬式代ぐらい自分で用意」って家族のため・大切な人のためのもので、気持ちに訴えかけてくるじゃない?

ささお妻

あー確かに。よく聞くフレーズだね。

ささお夫

そこじゃないもん。

保険も金融商品なんだよ?金融商品としてバランスをどう整えるのかが大切なんだよね。

そうして気持ちの部分にマーケティングかけて不安を煽って加入させようとする人もいるでしょ?

実際に学資保険の内容を紐解いてみるとこんな感じなんだよね。

■18年間払って返戻率が102〜110%(年利で言うと約0.1〜0.5%)
■加入してから概ね10年のうちに解約をすると元本割れをする
■受け取れる時期は加入してから18年後以降

ささお夫

これみてもわかるように、10年間は元本割れ確定の金融商品なんだよ。

ささお妻

改めて見るとこれじゃリスクありすぎて不安かも

ささお夫

でも「続ければ元本保証でしょ?11年積み立てればプラス確定だからいいです。元本割れは絶対嫌です。」

っていう人多いけど、

「積み立て続けられるかわからない」から心配で保険に入るんでしょ?

ささお妻

確かに!

ささお夫

「万が一の時に保険料払込免除になるから」って意見もわからなくはないけど

それなら別途生命保険に入った方が目的に即して保険料も抑えられる。

「10年間マイナスが確定」のリスクに対して、返戻率のリターンが見合わない。
だから学資保険はやらなかった。

ささお妻

年利0.2%以上の積立商品はたくさんあるし、払込み期間のマイナスや受け取れる年数の縛りがないものもあるしね!

「学資保険が金融商品」っていう意識があんまりなかったかも…。冷静に内容見て組み合わせないといけないんだね。

本当に学資保険って大学入学の資金にしようって思ってる?

ささお夫

それに、本当に学資保険って大学入学の資金にしようって思ってる?

そうじゃないと思うよ。

ささお妻

そうかなー?

ささお夫

うん。もっとみんなあやふやに入っていると思うよ。

学資保険を絶対に大学入学資金って入る時に決めてる人は少ないと思うよ。

多分、「なんかやっとかないといけないよね…」で入っていると思うよ。

ささお妻

確かに。私も娘を出産した時に、育児雑誌の広告みて、「入った方が良いのかな?」って曖昧に思ってただけだもん。

ささお夫

そうだよね。

結果、学資保険で大学の入学資金補いました。っていう人はいると思うけど、絶対に学資保険を大学入学資金に…」って決めている人は少ないよ。

ささお妻

そこまで覚悟を決めて、資金に充てるっていうね。

ささお夫

なんとなく子どものためにやっといた方がいい、で始めるから、たくさんのお金が必要になった時に「そういえば学資保険で積立してたな」で、途中解約しちゃうんだよね。

そうすると結局損しちゃうことになる。

ささお夫

学資保険は元本保証の商品ではないしね。その時の金利に影響を受けるから加入時に確認しないと受け取り時にマイナスになることもある。

それに受け取り時に控除枠を超えてると課税対象になるから、そこも要チェックだね。

受け取り時に「元本より増えるプランだからリスクなし」は明確に間違い。

学資保険にすでに入ってしまったけど解約した方がいい?

ささお夫

解約した方が良いかどうかは正直各家庭ごとで違うから一律には言えないよね。

例えばあと2年で払込期間が終わる人はそのまま加入した方が良いと思うし。
焦らずに、自分たちがそのリスクを経済的に受け入れられるかを判断した方がいいね。

ささお妻

じゃあ仮に我が家(3歳・5歳)が出産時に学資保険に入ってたら、ささおくんはどうする?

ささお夫

僕ならマイナス分は勉強代って思ってすぐ学資保険は解約するかな。

目的に合わせて積立型の運用と掛け捨ての生命保険に分けて加入し直す。それでもすぐに勉強代は取り返せると思ってるから。

ささお妻

なるほどね。一度入ったものを抜けるってなかなか勇気のいることだと思うけど、

冷静に考えて、やめた方がリスクが軽減するならその判断をするのも大事なことだね。

まとめ

我が家が学資保険に入らなかった理由は

■「10年間マイナスが確定」のリスクに対して、返戻率のリターンが見合わない。など、リスクが高い商品と判断したから。
■目的に合わせて積立や保険を選んで組み合わせているから。

この2つが大きな判断材料でした。

ささお夫

例えるなら、

僕は東京から名古屋なら車、近所のコンビニなら徒歩。と目的を分けてる。

でも目的をあやふやにしている人は、

車は事故の可能性(リスク)があって怖いから名古屋まで歩いて、途中で諦めちゃう。
車が便利(リターン)だから近所のコンビニまで車で行って、駐車場代払って損してる。

保険選びを間違えたり、投資や運用で失敗したりしちゃう人はほとんどこんな感じ。

ささお妻

目的に合わない方法だと損しちゃうってことだね。

ささお夫

ちなみに学資保険自体を否定したいわけではないよ。「子どももために」って気持ちよくわかる。

だからこそ「なんとなく不安、やった方がいいのかな?リスクない方が…」で加入してしまうと、マーケティングの対象になりやすいので、

金融商品は論理的に選ぶ必要があるよね。ってこと。

心配なことは一緒に考えよう

「学資保険の代わりにどんなことをしていますか?」
「今学資保険に入っているけど、解約した方が良いですか?」など

気になることを気軽に聞けるので、ぜひここからLINE登録をして「おしゃべり会参加希望」又は「講座参加希望」とメッセージをくださいね!

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